挑戦を加速させる場所—だいしんシェアオフィス「夢やさかい」
堺市堺区、南海高野線・堺東駅からほど近い場所に、当金庫が運営するシェアオフィス「夢やさかい」があります。
創業前後の個人事業者・法人を対象に、作業スペースや会議室の提供にとどまらず、資金調達や補助金申請、ビジネスマッチングまで幅広い支援を行うこの施設。業種も経歴もさまざまな起業家たちが日々集まるこの場所には、一体どんな魅力があるのか——。
今回は、株式会社LeveL.Lの伊藤亨祐氏が実際に会員3名のもとを訪れ、「夢やさかい」の実態とリアルな声をお聞きしました。
「ここは、挑戦を加速させ、支えてくれる場所」
井坂 浩章 様 / Classmate株式会社 代表取締役
——まずは簡単に、自己紹介と現在取り組まれている事業内容について教えてください。
Classmate(クラスメート)株式会社の代表、井坂浩章です。これまでに7ヶ国への留学、25ヶ国への旅を経験し、海外居住歴は14年ほどになります。IT業界を経て、2010年からフィリピンで語学学校を共同創業し、10年ほど現地で留学生の支援をしていました。現在は、その経験を活かしてメタバースを活用したオンライン留学事業を展開しています。2Dメタバース空間にアバターで参加してもらい、フィリピンの講師や現地の子どもたちと日本の学校をリアルタイムで繋ぐサービスで、英会話レッスンだけでなく、国際交流や現地のライブ中継を通じた「スタディツアー」も提供しています。
——このビジネスを始めたきっかけや、背景にある想いについて聞かせてください。
コロナ禍でフィリピンの学校運営が物理的に難しくなり、地元の堺に戻ってきたことが転機でした。私自身、海外での出会いによって人生や価値観が大きく変わったという実感があります。その体験を、今の日本の小・中・高校生たちにも届けていきたい。リアルな留学はコストや距離のハードルが高いですが、メタバースなら低コストで誰もが「世界とつながる体験」ができます。オンラインとリアルを組み合わせた「ハイブリッド型」の新しい国際交流の形を普及させたいという想いで取り組んでいます。
——「夢やさかい」を選んだ決め手は何でしたか?
最初は別の場所を見学したのですが、そこからのご縁で「夢やさかい」を紹介されました。実際に来てみたら、当時のセンター長が熱心に誘ってくださって。決め手は、まず圧倒的なコストパフォーマンスですね。「本当にこの価格でいいの?」と思うくらい安かった(笑)。それに加えて、大阪信用金庫さんがバックボーンにあるという信頼性、そして何よりスタッフの皆さんの「人」の良さと熱意に惹かれて、その場で即決しました。
——入居してから、ビジネス上の成果や嬉しい出来事はありましたか?
もう、良いことばかりです。大阪信用金庫さんから融資を受けられたのはもちろん、紹介していただいたビジネスプランコンテストで最優秀賞をいただけたことが大きかったですね。その実績が「箔」となり、自治体や学校といった公的な機関への営業でも信頼を得やすくなりました。IT導入補助金などの申請もスタッフの方が親身にサポートしてくださり、無事に採択されました。資金面でも営業面でも、この場所に入った恩恵を強く感じています。
——このオフィスの雰囲気を一言で表すと?
「挑戦を加速させ、支えてくれる場所」です。施設としての静かさや集中できる環境も魅力ですが、やはり「人」ですね。スタッフの方が会員同士を繋いでくれたり、私の事業を自分のことのように考えて動いてくれる。その温かさが、起業家にとっては何よりの支えになります。
——入居を検討されている方へのメッセージをお願いします。
「まだプランが固まっていないから……」と迷っている方もいるかもしれませんが、ここは形になる前のアイデアでも真剣に聞いてくれる場所です。まずは一度足を運んで、スタッフの方とコーヒーでも飲みながら話してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
Classmate株式会社ホームページ:https://classmatejp.com/
「静かで集中できる、自分の事業を本気で考えてくれる場所」
坂野 恵里 様 / 株式会社ReTaby 代表取締役 / 医師
——まずは、自己紹介と事業内容について教えてください。
株式会社ReTaby(リタビー)の坂野恵里です。高石市で生まれ、堺市で育った根っからの泉州人間です。大阪大学医学部を卒業して泌尿器科医として21年目になりますが、現役の医師として働きながら、2024年にこの会社を立ち上げました。事業内容は、介護・医療が必要な方向けのオーダーメイド旅行支援です。社名の「リタビー」には、「再び(リ)旅へ」という想いを込めています。
——現役の医師である坂野様が、なぜ旅行支援のビジネスを始めようと思ったのでしょうか?
大きなきっかけは、6年前に母が脳出血で倒れ、車椅子生活になったことです。母と旅行に行こうと計画した際、バリアフリー情報の少なさや現地での介助体制など、準備のハードルが想像以上に高いことに愕然としました。病院に勤めていると、「病気は治ったけれど、外出が怖くて諦めてしまう」という患者様やご家族をたくさん目にします。でも私が思うのは「病気を治すことだけがゴールではない」ということです。旅行を通じて外の世界に触れ、QOL(生活の質)を上げることが、本当の意味での健康や幸せに繋がる。医療のプロが付き添うことで、安心して「再び旅へ」出かけられる仕組みを作りたいと考えました。
——「夢やさかい」を選ばれた理由はどこにありましたか?
地元の堺で拠点を持ちたいと考えていた時に、大阪信用金庫さんの創業支援プログラムを知りました。決め手は創業支援の手厚さですね。LED関西でサポーター賞としていただいた、1年間の利用料無料特典も非常に助かりましたが、それ以上に、信用金庫さんというバックボーンがある安心感と、専門的な相談ができる環境が、起業したての私には必要だと感じました。
——初めて施設を訪れた時の第一印象はいかがでしたか?
「すごく静かだな」というのが第一印象です。市内の他のシェアオフィスも見学しましたが、ここは特に落ち着いていて、まるで図書館のような雰囲気でした。私は普段、慌ただしい医療現場にいますので、ここに来るとガラッと気持ちが切り替わります。週1回から2週間に1回ほど利用していますが、会議室での打ち合わせや、一人で集中して事務作業をするのに最高の環境ですね。
——入居してから、具体的なビジネス上の成果や変化はありましたか?
センター長さんとの繋がりから生まれた成果が、本当にたくさんあります。堺市のスタートアップ支援や補助金の相談、地元バス会社さんの紹介など、私一人では到底築けなかった地域ネットワークを短期間で構築できました。自分一人で営業に回るのと、地域に根ざした信用金庫さんから紹介してもらうのとでは、信頼いただけるスピードが全く違います。スタッフの皆さんが、私の事業を「自分のことのように」考えて動いてくださるのが本当に嬉しいですね。
——入居を検討されている方へのメッセージをお願いします。
起業を考えている方や、「何から手をつければいいか分からない」という方にこそおすすめしたい場所です。資金調達や法人化の段取りなど、専門的なことも気軽に相談できます。ここには、あなたの挑戦を温かく支えてくれるスタッフがいます。迷っているなら、まずは一度足を運んで、この雰囲気を感じてみてください。
株式会社ReTabyホームページ:https://retaby.co.jp/
「自分のリズムで、本気で仕事と向き合える場所」
藤原 武史 様 / 株式会社cosh 代表取締役
——まずは簡単に、自己紹介と現在取り組まれている事業内容について教えてください。
株式会社cosh(コッシュ)の藤原と申します。事業は大きく分けて2つの軸で行っています。一つは「キャリア支援(キャリアコーチング)」、もう一つが「医療・介護・福祉に特化した営業代行・支援」です。以前は人材大手のマイナビに16年ほど在籍し、営業やキャリア支援に携わっていました。その後、5年ほど医療機関で訪問診療の責任者としてマネジメントを経験したこともあり、その「人材」と「医療」のバックグラウンドを掛け合わせた形で事業を展開しています。
——会社を創業されたきっかけや、背景にはどのような想いがあったのでしょうか?
正直に申し上げますと、一番のきっかけは「人生で一度は社長になりたい」というシンプルな想いでした(笑)。マイナビ時代の仲間も続々と独立していく中で、自分にもできるのではないかという気持ちがありました。最初はキャリアコーチング一本で行こうと考えていましたが、始めてみると医療現場での経験を活かした営業代行のニーズが非常に高く、現在はそちらに力を入れています。専門職の方々は営業が苦手なケースも多いので、そこを私たちが代行することで事業の成長をサポートしたいと考えています。
——「夢やさかい」への入居を決めたポイントは何ですか?
家では仕事ができないタイプなので(笑)、「朝、家を出て仕事場へ行く」というサラリーマン時代のリズムを崩したくなかったのが一番の理由です。堺東周辺でいくつか見学しましたが、ここはパーソナルスペースが圧倒的に広いのが魅力でした。印刷代が月100枚まで無料、24時間利用可能、フリードリンクや冷蔵庫があるといった実利的なメリットも大きかったですね。会議室が無料で使えるのも、オンラインでの打ち合わせが多い私にとっては非常に助かっています。
——普段、どのようなスケジュールで活用されていますか?
平日は毎日来ています。日中は営業代行の仕事で外に出ていることが多いので、夕方5時くらいにここに来て、夜の10時、11時くらいまで事務作業や戦略を練る時間として使っています。非常に静かなので、夜の時間帯は特に集中できますね。
——入居してから、ビジネス上の変化やメリットはありましたか?
「自分のオフィス」だとはっきり認識して使えていることが大きいですね。設備が整っているので、集中力が途切れません。また、センター長の澤田さんには大変お世話になっています。大阪信用金庫さんが開催するセミナーを紹介していただいたり、そこから派生して他の会員さんとお話しする機会を作っていただいたりと、単なる作業場所を越えた繋がりが得られるのは、こうしたコミュニティがあるシェアオフィスならではだと思います。
——今後の事業の目標や、挑戦したいことを教えてください。
まずは3年以内に年商5,000万円を達成することを目指しています。医療・介護分野の営業代行は、この業界特有の泥臭い営業手法に、今後さらにITや効率的な仕組みを掛け合わせてアップデートしていきたいと考えています。「夢やさかい」で事業をしっかりと軌道に乗せて、ゆくゆくはチームを大きくし、さらに広いオフィスへとステップアップしていきたいというのが、今の野望ですね。
——入居を検討されている方へのメッセージをお願いします。
特に創業したての方や、私のように「仕事のリズムを作りたい」という方には、これ以上ない環境だと思います。コストパフォーマンスはもちろんですが、集中できる静かな環境と、困った時に相談できるスタッフがいるという安心感があります。まずは一度足を運んで、この広さと快適さを体験してみてください。
株式会社coshホームページ:https://www.cosh.jp/ / https://www.cosh.co.jp/
「夢やさかい」が挑戦の入口に
「夢やさかい」には、20代の若き起業家から70代の第二創業者まで、さまざまな年齢・経歴を持つ会員が集まっています。挑戦に必要なのは、年齢でも経験でもありません。「この事業を形にしたい」という想いひとつです。大阪信用金庫ならではの信用力と融資・補助金サポート、センター長やスタッフをハブとした地域ネットワーク、そしてどんな段階のアイデアでも、真剣にあなたの一歩を全力で後押ししてくれます。
フリーデスク(月額11,000円〜)から個室(月額44,000円~)まで多様なプランを備え、24時間365日利用可能。これから創業を目指す方から第二創業を模索する方まで、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
だいしんシェアオフィス 夢やさかい
TEL:072-233-3023 / MAIL:yume@osaka-shinkin.co.jp
項目 |
内容 |
|---|---|
所在地 |
〒590-0077 大阪府堺市堺区中瓦町1-4-22 大阪信用金庫堺東ビル2F |
アクセス |
南海高野線「堺東」駅 南側改札口から西へ徒歩3 |
利用時間 |
24時間365日 |
電話番号 |
072-233-3023 |
メール |
yume@osaka-shinkin.co.jp |
対象 |
創業前もしくは創業間もない個人事業者・法人の方 |
取材・執筆
株式会社LeveL.L 代表取締役 伊藤 亨祐
TEL:070-3169-3020
URL:https://levell.co.jp/
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