大阪信用金庫について

自主創造の取組

八尾支店の取組産業復興連携の一環として地域通貨「やおやお」を普及

取組内容

八尾支店は、八尾市および株式会社カヤックとの三者により締結した「産業振興に関する連携協定」の一環として、「まちのコイン」アプリで地域通貨「やおやお」を貯めると、ガチャガチャを引けて景品が当たるイベントを開催しました。
景品は、職員から提供された読まなくなった絵本や、取引先から寄贈していただいたサンプル・規格外品などで、廃棄物削減とお客様への商品の宣伝にもなり、大変ご好評をいただきました。

この取組に至った経緯、思い

地域の方が気軽に「やおやお」を体験できるようにとの思いから、イベントの開催が決定しました。 ポイントが貯まるスポットをロビーやATMコーナーに配置し、目立つ場所にガチャガチャを設置したことでお客様に興味を持っていただき、登録者数を増やすことができました。

取組にあたり、苦労した点や、大変だったこと

当初取組時は知名度が低く、お客様に「やおやお」の話をしても全く理解してもらえないことから、会員数をなかなか増やすことができませんでした。そこで、職員による役割分担表を作成し、毎週夕方にチラシをポスティングするなどPRに時間を費やしました。また、店頭での勧誘も積極的に行うとともに、登録をしてくれたお客様には簡単なお菓子をプレゼントするなどして会員数を増加させました。得意先係においても、スポットを増加させるため、セミナーの開催や市役所の担当者と一緒になって「やおやお」の魅力をPRするなど八尾支店職員全員で取り組みました。

達成感を感じた瞬間や、取り組んでよかったと思えたこと

ポイントを貯めるために毎日来店される方や、貯まった「やおやお」でガチャガチャを引くのを楽しみにされている方もたくさんおられ、当たった景品に喜んでいらっしゃるお客様を見ると、開催してよかったと感じました。
内閣官房が主催するDigi田(デジでん)甲子園2023にもエントリーし、見事予選を通過し、大阪からは唯一「やおやお」のみが本選へ出場しました。結果はインターネット投票地方公共団体部門で7位にランクインしました。
※Digi田(デジでん)甲子園とは、デジタルの活用によって地域の個別課題を実際に解決した企業・団体等の事例を募集し、最も優れた事例を「内閣総理大臣賞」として表彰する取組

今後、挑戦してみたいこと

企業の魅力をたくさんの人に知ってもらうため、取引先をまわって「やおやお」を貯めるスタンプラリーに挑戦してみたいと思います。 ゲームのように楽しみながら自然と地域活動に参加でき、企業への来店機会が増えることで経済効果も期待できます。
今後も事業者と地域住民の方とのコミュニティづくりに協力し、地域経済の活性化に貢献することを目指します。

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